\Followお願いします/
\キーワードで記事検索してね/
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |
参加した高校生は、どんな感想があった? 参加した企業は、どう感じていたか?
まず、高校生は15名が参加し、うち14名は田辺高校の生徒、1名は田辺工業高校の生徒でした。(男子生徒1名、女子生徒14名でした。)次に企業ですが、5社が参加していただきました。セレモニーホールなかたさん、エコ和歌山さん、JA紀南(紀菜柑)さん、OUTDOOR TRIPさん、KANASEさんです。それぞれこのプログラムを通して「紀南に住む高校生らの挑戦を応援したい」とのことで協賛金をいただいています。
さて、高校生は参加前と参加後での変化はどうだったのか見てみましょう。
参加前:「公務員になりたい。なぜなら地域活性化に役立てる人間になりたいから。地域のことを知りたい。」「将来は薬剤師になりたい。なぜなら理系で安定した仕事だから。他の仕事も見てみたいけど。」「経営者になりたい。経営者と話せるのが楽しみ。」という理由で参加してくれました。
参加後:「地域に関わりを持って役立つ仕事は公務員だけではないことが分かった。」「仕事って1つに決めなければいけないと思って高校から将来について悩んでいた。学部学科も絞らないといけないと焦っていた。でも違った。仕事を転々とすることができると知った。」「もっと経営について知りたい。やってみたい分野が広がった」という感想を話してくれました。
若い頃は自分の周りの環境や得られる情報で将来を決めてしまいます。その経験が浅いほど狭い考えで決めがちです。SNSやニュースで見ているものは田舎(和歌山)の自分と繋げるのはなかなか難しいですよね。身の回りの考えが影響されがちですが、今回START LINEをきっかけに新たな世界を切り拓かせることができたと実感しています。
次に、企業側やメンターの大人、視察に来られた先生らの反応を共有します。
高校生らがざっくばらんな意見を言ってくれて嬉しかった。自分達では思っていても「どうせできないだろう」「仕方ないし」と思っていて言えないことをズバっと言ってくれるところは気持ちがいい。(参加企業から)
「地域課題を解決しよう」というのは学校でも教材として取り組むが高校生らが見えている地域課題は表面的かつ現象が課題として挙げられやすい。例えば人口減少・少子高齢化・空き家増加など。しかし企業の経営者や働いている人こそ、この地域特有の課題に気づいていることが分かった。(学校の先生から)
自分達の頃には地元企業と出会う機会が全くなかったから仕事=教員、公務員、銀行…と田舎で働くならコレしか思い当たらなかった。もっと早くにSTART LINEがあったら自分の人生が変わっていたかも。もっと多くの高校生らに体験してもらいたい。(メンターから)
こんな至近距離で経営者と高校生が話す機会ってあえて設けない限りなかなかないです。こんな機会(イベント・プログラム)があったから自分は少し変われた、そういった場をこれからも高校生・大学生に提供していきたいと考えています。