\Followお願いします/
\キーワードで記事検索してね/
★TODAYがきっかけとなって…
「若者が出ていきやすく・居やすく・帰ってきやすい和歌山を創る」を目指し、これからの事業展開はまだ模索をしている最中です。その中で、Uターン・Iターンを希望する人や、何かしら地域に関心を持っている人が、この地域と関わる入り口をつくりたいと思っています。
寺社境内の一軒家はインターン生の長期滞在(夏休み・春休みの長期休暇中)のみ利用しており、他のお客様が宿泊したことはまだありません。ここを宿泊ができる拠点として活用し、地域との関わりを持つ拠点にできないか、と考えています。
ただ、寺社境内地という特殊な環境にあるため、誰でも受け入れ可能となるAirbnbなどに登録するのではなく、顔の見える形で運用できるよう模索していきたいと考えています。
★集落の中にあるお寺というロケーション
民家の場所は、熊野古道の入り口にもなる上富田町にある寺社で、山の中腹にあり、集落全体を見渡せる場所です。朝・夕は鐘が鳴り、週2回夕方には集落の子どもたちが寺子屋に硬筆・習字を習いに来ます。
2階建ての一軒家で、1階:ワーキングスペース8畳・雑談スペース8畳・キッチン10畳・風呂・トイレ(1)、2階:寝室8畳2部屋、トイレ(男/女)の間取りになっています。部屋は多くありますが、現状の新型コロナの状況も踏まえ、感染対策としては「1棟貸し」が適当かと考えています。
寺社では写経体験、座禅体験、境内掃除などお坊さんが直々に教えてくれる体験も個人的に依頼があった場合は行っています。
集落には一軒もコンビニがなく、日常的な生活には車がないと不便な場所ですが、不便を楽しむといったことも田舎ならではの体験かもしれません。(寺社までの入り口には車用の道路と別に徒歩用の階段があります)同じ集落にはもう一軒民泊があり、今夏の土日は常に満室だったようで、決して便利な場所ではありませんが何らかの期待を持ってこの地域に訪れる人がいます。
私たちは、この場所(民家)を通して、来た人にとって「安らげる、回復する、元気になる」といった気持ちになる場所をつくっていきたいと考えています。
いずれは、自分達の第二の故郷か、それ以上の存在になっていくように、どんな機会やどんな”おもてなし”が必要なのかを模索していきたいと思っています。「若者が出ていきやすく・居やすく・帰ってきやすい和歌山」を目指して。